奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

人間関係と調剤のしやすさを見ておく

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仕事の性質上、その他の人とのコミュニケーションが大事になります。あまり多すぎ、少なすぎだと行いにくくなります。年齢構成が平均的なのが理想ですが、事前に特徴を知ると自分の立場もわかります。調剤がしやすいシステムがあるかどうかも見ておきましょう。

コミュニケーションが取りやすい職場か

仕事の中には、一人で黙々と行う仕事もあれば、他の人とのコミュニケーションを密にする仕事もあります。一人で黙々と行うなら静かな環境がいいでしょう。他の人とのコミュニケーションをとるなら適度に取りやすい人数かなどに注意しないといけません。

薬剤師として転職をするときには職場を見学した方がいいとされています。その時のポイントとして、コミュニケーションが取りやすいかどうかです。狭いところに多くの人が働いているところはあまり取りやすいとは言えません。

また、一人で黙々と行うだけの所も問題です。間違いが許されない仕事なので、周りの人からチェックをしてもらったり自分がチェックをすることもあります。それらがしやすいかを見ておきます。

若い人が多いのかベテランが多いのか

薬剤師として転職をするとき、自分自身は一定の経験者になります。いろいろな医療機関、調剤薬局では働く人には、自分よりも経験の浅い人、同じくらいの人、より経験を積んだ人がいます。若い人が多いなら、自分の経験からいろいろなことを教える立場になるかもしれません。

ベテランが多いのであれば、その人たちから学ぶことが多いかもしれません。職場の見学のポイントとして、若い人とベテランの人の割合を見ることが挙げられます。

理想は若い人もベテランも同世代も同じくらいの所です。ただ、偏っているところなら、自分の位置を生かして仕事ができるかもしれません。何も知らずにただ調剤の仕事をしようと入るより、目的を決めて入った方がやりがいを持てます。

調剤薬局なら調剤がしやすいかどうか

世の中には薬が非常にたくさんあります。新しいものもどんどん開発されますし、以前から使われているものもあります。調剤薬局では各病院の医師の処方箋に合わせて患者に適切な薬の調合をします。カプセルなどを切り取って渡すこともあれば、粉薬などを調合することもあります。

薬剤師が転職をするときの見学のポイントでは、調剤がしやすい環境かどうかがあります。雑然と並べられているところだと、探すのに時間がかかり、ミスも出やすくなります。

最近はコンピュータで管理をしていたり、自動的に置いてある場所が分かるような仕組みがあります。調剤がしやすいところはミスもしにくくなるので、自分自身の評価を上げることができます。給料アップにもつながります。

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