奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
経験を積んでいる薬剤師となれば、転職も有利になります。勤務時間や給与の問題も、改善していけます。つまりは、要望を出されて、それを受けて手放したくない人材やスキルの持ち主であるという証明でもあります。まずは、経験を積むようにします。
薬剤師の仕事は、患者の健康を維持する手伝いをします。患者自身が、自分の病気のことを正しく認識していなかったりするので、薬の副作用などの薬の注意点を伝えます。また、他にも薬を飲んでいることもあり、飲みあわせによって、気分が悪くなっていないかの確認も必要です。
患者とのコミュニケーションを取り、気になるけど口にしていないことなどに耳を貸し、患者の異変が起きていないかを確認します。それをするのに、コミュニケーション能力は、大切になってきます。患者自身が、コミュニケーションを取るのが苦手な人もいるので、此方から積極的に話しかけて、心を開いて打ち明けてもらえるようにします。
薬を取り巻く現状は、急激に変化することもあります。法律によって、規制されていた一部の薬が、薬剤師が駐在することで、販売できるようになりました。新たに薬の販売をしたい会社は、有能な人材を求めることになります。
此処で、今まで働いていた経験が評価されることになります。ドラッグストアのような、対面式の接客によって、薬の効能や現状の症状に合っている薬をアドバイスすることができます。
結果として、顧客との間に信頼関係を築くことができます。何かある度に相談をしてもらえるようになり、属している売り場での売り上げに貢献することができます。自身の評価は、仕事へのモチベーションを大きくします。
しかし、それでも誰でも始めは初心者です。経験がない状態で、間違えながらも一つ一つ仕事を覚えていくしかありません。まずは、与えられた仕事をきっちり終わらせていきます。
上司から信頼をされるようになれば、別の仕事もやれるようになります。徐々に仕事量も増えていき、同時に責任も重くなっていきます。その過程で蓄積していった経験が、後の転職活動をする際に役立ちます。基本が出来ていれば、応用を効かすこともできます。
雇う側としても、教育を省いて、即戦力となってもらえるという魅力があります。現状の給料などに不満があっても、今は学ぶ期間だと割りきって、知識や経験を身につけるようにします。
