賃金や休暇制度、研修制度などにこだわりながら薬剤師の転職先を探すにあたっては、早い段階から希望条件をきちんと決めておくことが大切です。特に、数年から数十年以上にわたる経験があれば、主任やマネージャーなどの責任のある地位に就くこともでき、収入アップにつながるなど大きなメリットがあります。
また、収入アップの目的で転職活動を始める際には、業界内の求人が数多く掲載されている求人サイトを利用することで、興味のある地域の調剤薬局や病院、クリニックなどの待遇をじっくりと比較することが可能です。一般的に、大規模な医療機関や調剤薬局、製薬会社などでは、新卒者だけでなく、実務経験者をターゲットとした研修制度が導入されており、日々の仕事の合間を縫って業務のために必要な様々な知識を得ることができます。
もしも、条件の良い求人の申し込み方に関して悩んでいることがあれば、求人サイトを通じてキャリアアドバイザーの助言をもらったり、複数の求人先の担当者に電話などで相談したりすることが有効です。そして、希望の条件で働き始めるために、必ず書類選考や面接などの機会に人事のスタッフと雇用契約に関する話し合いを行う必要があります。