奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

24時間オープンの薬局と在宅医療

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休日や夜間に対応する薬局が近年増えてきています。対応の仕方には大きく3つあり、夜間帯は薬局を閉めているものの24時間で電話相談を受け付けているパターン、同じく夜間帯は閉めているものの調剤にも24時間対応するというパターン、そして、薬局の店舗自体を24時間開けるというパターンです。

大きな病院の近隣には、複数の薬局が林立していることが多く、中には薬局間で交代しながら24時間対応しているケースもあります。24時間、365日休みなく対応しなければならないのは、在宅医療を受けている患者の数が増加しているからで、それとともにニーズが高まってきているからです。

在宅医療にかかわる訪問薬剤師の仕事は生活と命を支える薬を取り扱い、薬を届けに行くだけでなく、体調の変化や薬の副作用などをチェックして処方された薬が合っているかどうかを本人や家族からの聞き取り、生活の様子などから判断していきます。

そして、在宅の現場はチーム医療の一員として薬剤師は仕事をすることになるので、気になることがあれば医師や看護師に相談するのも役割のひとつです。加えて、薬はどんどん新しいものが出てくるので、一人で訪問しきちんと患者本人の質問に答えられるよう、常にアンテナを張って勉強しておくことが大事になります。

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