奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
薬剤師は国家資格で一生働く事が出来ます。結婚後、出産後、子育てがひと段落した後も働く事の出来る今も昔も女性に人気の職業です。今まで朝から晩でバリバリ働いていた人も結婚すると仕事以外に家の事もやらなくてはならなくなります。その際に転職を考える人も多いのではないでしょうか。
女性薬剤師の仕事は出産、育児に対しての福利厚生はしっかりしているかが重要になってきます。それらの制度の適用条件を満たしていても実際に薬剤師が休暇を取得しようとなると上司や同僚が難色を示す場合があります。
その場合、その制度はあってないようなものになります。きちんと周りの理解がもらえるかどうかを確認した方が良いでしょう。大手の調剤薬局やドラッグストアではやはり女性が多いということでそのような事情に理解を得やすい傾向にありますが、人数不足の調剤薬局や病院となれば、仕事の性質上、なかなか取りにくいということがありますので転職サイトで探す際に人数や男女比などを確認すると良いでしょう。
復帰の方法として正社員から正社員への復帰の他にも、正社員からパート従業員になる方法があります。特に調剤薬局などでフルタイムで働いていた人も産休や育児休暇のタイミングでパートに切り替える事ができるところもあるので、出来れば就業前に相談できるのが理想的です。
パートであれば、より時間的にも余裕が生まれます。また他のパートに比べて良い給与が期待できるので自分のお小遣いが増えるなんて事もあるかもしれません。さらに、調剤薬局などでは年齡は殆ど採用の際に問題にならない場合が多いので、それこそ子育てがひと段落して、家庭も落ち着いてきた50代や60代での再就職も可能です。
その1は「求人が多い」時期です。それは1月?3月になります。転職する人の多くが12月のボーナスをもらってから辞めるので、良い求人があります。その2は「転職で不利にならない」時期です。退職して少しゆっくりしてから探すとなるとブランクが生じます。
ブランクがあると一般的に体や心を壊して休んでいたのではないかと思われてしまいます。またブランクがあるゆえに内定をもらうのに焦ってしまい、希望の条件ではない所に就職してしまうなんてこともあります。その3は「転職がスムーズな年齢」です。
ベストな年齢は25?30歳と言われています。新卒で入社し、ある程度の実務経験を積んでいて、この先も伸びしろがあるからです。転職は年中可能ですが、自分にとってベストな時期を知るだけで満足いく転職可能性をぐっと高める事ができます。
