薬剤師が公務員として働きたい場合には、公立病院の他にも各都道府県の薬務課というところや、保健所や研究施設、上下水道局などといった職場があります。大学で衛生や化学を学んできているため、様々な職場があり生活が安定しているイメージがあります。
保健所で働く場合には特に女性が多い職場で育児中でも融通が利いたりと理解があるところが多いです。土日が完全に休みですので規則的です。給与に関しては他の仕事をしている地方公務員の人と同じ形式です。資格を持っているという面が考慮されたうえでの給与とはなりますが、一般の薬剤師と比べると初年度の年収は少ないです。
しかし、確約された昇給制度があるので長く勤めればその分だけ優遇を受けることができます。長期的に見ればかなり良い環境であることが言えるでしょう。転職したいと考える場合においてはメリットばかりではなく、長期で同じ部署に所属するのではなく、3年周期で職場の異動があることを知っておく必要があります。
そのため、新しい環境にやっと慣れてきた頃に異動となることも多く、3年ごとに新たな環境で人間関係を構築していかなければならないのはデメリットともいえることです。何はともあれ、地方公務員上級試験に合格することが条件で、尚且つ、都道府県、政令指定都市、市町村で採用される必要姓があります。
まず試験をクリアすることです。勉強するのは大変ですが、1度資格を取ってしまうと就職先の選択肢が広がるでしょう。