奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

スキルアップや技術を磨ける可能性

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一つの職場では、いろいろな仕事をすることができます。最初は何もしたことがない状態ので、そのうちの一部のみをするのでしょう。でも、長くそこに勤めるようになると、別の仕事もどんどん行うようになります。その内、その職場にある仕事のほとんどをこなせるようになってきます。

人によってはそれで満足して給料さえもらえればいいと考えるかもしれません。向上心の高い人であれば、もっと自分でできる仕事があるのではないかと考えます。これまでしたことのない仕事であったり、新しい分野などがあります。

新しい仕事ができれば、よりスキルアップにつなげることができるでしょう。医師や薬剤師は、医療関係の仕事になります。どちらも大学で6年間学び、その後に国家試験を受けて資格を得ます。そして現場に出て仕事をします。

病院やクリニック、調剤薬局などいろいろな職場に就職をしますが、すべてを網羅した職場はありません。そのために、ある程度まで仕事をこなせるようになると、それ以上することがなくなってしまいます。年齢によっては管理職などの仕事になるでしょうが、技術をもっと高めたい場合には、そこでは実力が発揮できない可能性があります。

転職をすれば、その職場とは異なる仕事があります。病院としても、全く同じことをしている病院はないからです。新しいことに挑戦ができるのが魅力ですが、それ以外にも目的をもって技術を磨けることが挙げられます。医師の場合、手術の症例を上げるのはスキルアップで重要になります。

そこで、より手術の多い病院に行くことで、それを実現できる可能性があります。もっと言えば、自分の専門分野の手術の症例の多いところに行くことで、より技術が磨けるようになります。薬剤師は、調剤の経験を積めば技術がアップします。

調剤以外に病院などに行くことによって、より患者に近い調剤ができるようになるかもしれません。病院の場合であれば、専門の資格なども取りやすくなるので、そのための知識も増やせるようになります。

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