転職活動を行う上で、面接は避けては通ることができません。どの会社でも聞かれることはだいたい同じような内容であるため、事前に自分なりの考えをしっかりとまとめておくことをおすすめします。そうすることでスムーズに進めることができます。
薬剤師の面接でも、他の職種と同じように自己PRは必ず聞かれるテーマです。ここでいう自己PRとはこれまでに築き上げてきた経歴のことです。ただ単にこれまでの経歴について話すのではなく、ストーリー性を考えて逆転ストーリー仕立てにすることをおすすめします。
ある困難という大きな壁があったもののそれを乗り越えて成長することができたという展開が多くの人々から好まれており、良い印象を与えることができます。またなぜこの会社を選んだのかということもよく尋ねられる質問の一つです。
その会社にしかない特徴を事前によくリサーチして、きちんと答えられるように用意しておくことをおすすめします。
前職の退職理由についてもよく尋ねられるため、答えをあらかじめ用意しておくと便利です。多くの人が何らかの不満を抱えているために退職する傾向がありますが、ネガティブな原因そのままを退職理由として話してはいけません。
給料が低かったり人間関係が良くなかった、会社の方針に納得することができなかったなど様々な原因があるかもしれませんが、これらをそのまま伝えてしまうとマイナス面を強調する人だと思われてしまいます。
嫌な面ばかりが目についてすぐにやめられてしまうのではと考えられてしまい、不採用になってしまう可能性が高くなります。納得してもらいやすい、ポジティブな退職理由を考えてみてください。
特に若い世代の面接では、なぜこの職業を目指したのかを尋ねられることがあります。大学入学の際に薬学部を目指したきっかけなどを思い出しながら、自分の持っているポリシーなどをきちんとまとめておくことをおすすめします。
普段仕事をするときに心がけていることなど、これまではあまり意識したことがないかもしれませんが、この機会にまとめておけば尋ねられた時に役立ちます。また最後に会社に対する質問はないかと尋ねられることが多々あります。
知識を深めることができる勉強会が開かれているのかや、労働条件など待遇面に関する質問をしても問題ありません。年収や労働時間に関してはさりげなく尋ねることをおすすめします。