奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
私たち日本人は、かなり昔から終身雇用というスタイルをまっとうしてきました。多くの場合、一度入った会社は定年退職するまで勤め上げるというのが普通の考えだったのですね。しかし、世の中のものの考えというものが変わって、今は仕事も自由に変える時代になりました。
たとえば薬剤師という職業があります。この資格は決められた学業を修め、国家試験に合格した人が取得できるもので、その主な職場は調剤薬局を始め、病院、製薬会社、研究機関、そしてドラッグストアなど、さまざまな場で活躍しています。
言ってみれば薬のプロフェッショナル的な存在で、患者さんやお客さんに薬に関しての詳しい説明をしたりする重要な仕事です。ご承知の通り、薬というものは人の命にも関係する大切なものですから、薬のプロフェッショナルの責任は重大です。
それは何も薬局だけではなくてドラッグストアでも同じことが言えるわけですが、こうした店舗ではサプリメントなどもたくさん扱っていますから、その知識なども必要になりますね。
このように世の中では薬の需要はますます増えていく一方ですから、それを扱うところも当然ですが増えることになります。何と言いましても今は高齢化社会ですから、薬はあって当たり前という時代でもあります。そんな中で不安になるのが、薬を取り扱えるプロフェッショナルの存在が圧倒的に不足しているという事実です。
ぜんぜん足りていないというのが実状です。これは全国的に見ても、また薬を扱うすべての職場で、薬剤師の数が足りていないのですね。ですから求人も多く、就職や転職も他の業種と比べてしやすいということが言えます。
専門の求人情報ではかなりの数の企業がこの資格取得者を求めているのですね。
人の一生にはさまざまな出来事があり、それらに対応したスタイルで生活をしなければいけません。たとえば結婚や出産、育児、そして親の介護など、予想はできていても、なかなかそれに順応することは難しいものですよね。
結婚すれば引越しをすることもあるだろうし、子どもが生まれれば子育ても必要です。そして、育児も終わりそろそろ仕事でもと思ったとき、女性の場合ですと仕事に復帰したくてもできないこともあります。こういう場合、自分の都合のいいように働ける雇用形態も自由に選ぶことができるのですから、これを賢く選べばいいわけですね。
自分のライフスタイルにあわせて転職をすることはけっして難しいことではありません。
