奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

どのように職種を考えればよいのか

• Tweet
• 

薬剤師の資格を持っていれば、薬局以外にも企業などで食品開発や研究など様々な仕事に従事することが出来ます。そこで今回は、資格は持っているけれどもどの職業に従事したらよいのかわからない方に向けて、職種選びのポイントを記載します。

様々な人と直接触れ合いたい方は薬局

接客をすることが好き、誰かと話をすることが好きといった方は、薬局や医療機関などで仕事をすることがお勧めです。というのも、薬局や医療機関では連日様々な方が足を運んでいます。

そんな一人一人とじっくり向き合いながら薬の服薬指導等を行うことが出来ます。また時には患者の薬に対する疑問点等を解決したり、様々な場面で人と話をすることがあります。そのため、接客が好きといった方には最適な職場です。

また、様々な場所で人材が不足していることもあり、薬局や医療機関での求人情報は比較的簡単に探し出すことが出来ます。そのため仕事をしながらでも簡単に求人情報を探し出すことが出来ます。

じっくり何かに取り込むことが好き

じっくりと何か一つのことに集中して取り込むことが好きといった方は、食品メーカーや製薬会社に転職するのもよい方法です。食品メーカーや製薬会社で働く場合、多くの方は営業職などのイメージを抱きますが、薬剤師の方がこの職業に従事した場合営業の仕事には従事しません。

新商品や新しい薬品、更には安全管理などと言った仕事に従事することになります。新商品や新しい薬品の開発等には相当な集中力が必要となります。様々な事を調査、研究した上で開発が進められていくため根気がいる作業となりますが、じっくりと何か一つのことに集中して取り組むことが好きな方などには最適な職場環境と言えます。

薬局をご自身で開いてみるのも方法

また更に一歩進んだ働き方としてご自身で薬局を開いてみるのも方法の一つです。ご自身で薬局を開くということは、経営者になることを意味しています。経営者になることは苦労も多いです。

売上等も意識しながら薬局を運営していなければならないからです。しかし、それと同時にご自身の努力が目に見えて売り上げにつながった場合の喜びは非常に嬉しいものがあります。今までになかったやりがいを求めている方やご自身で新しく何かを始めてみたいと考えている方に魅力的な方法です。

薬剤師の職種選びにはこのように様々な方法があります。それぞれの職種をしっかりと比較し、ご自身に最適な職場を探してみましょう。