奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

仕事と家庭の両立もしやすい女性にも適した国家資格

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男性にとって仕事が最も人生の中で大事なもの、しかし今は女性の社会進出は当然のこと、働きながら家庭を守るにしても、女性にとって都合が良いのがこの国家資格です。病院や調剤薬局などは規則的勤務であるため、家のこともきちんとできてしっかり稼げるのも、女性でこの資格を目指す人が多い理由になります。

調剤薬局や病院では何をするのが役割になるのか

病院や調剤薬局で日々活躍をする薬剤師たちの役割は重大であり、医者から出された処方箋を見て、正確にお薬の調剤をすることになります。また調剤だけが仕事ではなく、処方薬と共に市販薬もあるので、お互いのお薬の作用なども確認をしたり、重複投薬はないかなどのチェックも必須の仕事です。

患者さんはお薬をどのように使うのか、飲むべきかといった服用指導も行います。患者さんは今では必ずお薬手帳を持参しますので、その内容を確認して服薬指導をしたりするのが基本です。何度も顔を合わせる患者さんなら、症状やお薬を飲んで状態はどうかなども聞いたりします。

男性もいるけれども多いのはやっぱり女性のほう

性別は関係なく挑戦することができる国家資格ですが、薬剤師の男女比を見た時に圧倒的に多いのは女性です。理由は明確であり女性は仕事だけではなく、家族のことや家庭のこともあります。

仕事がハードすぎても家庭がおろそかになりますし、家庭のことだけで仕事がないにも困りますが、これは両立できる資格です。一般企業のような出張も無ければ、転勤という心配もまずありません。また女性にとって人生の大イベントとなる、出産や育休後の仕事に関しても、有資格者が求められる世界ですので、職場復帰しやすいです。

女性にとってとても働きやすい環境が揃っているので、割合として女性が多いのにも納得をします。

理想的な未来になるかイメージしてみる

世の中からの需要が高い国家資格なので仕事に困ることはありませんが、薬剤師という資格を活かして働くなら自己分析をキチンとすることも大切です。職場選びではその就職先だけにスポットを当ててしまいがち、それも大事ですが本人自身と向きあう必要もあります。

見つめ直すための良い機会であり、本人の強みは何であるのか、逆に弱点は何かを自分で知ることです。そのうえでこの職場で働き始めたらどうなるのか、理想とする資格を活かした未来があるのかなど、イメージをしてみます。