奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
自分のことは自分が1番よくわかっているかもしれませんが、自分が使う薬のこととなると薬の知識が豊富なプロの出番です。医師や看護師の力も借りる必要はあるものの、治療のためには薬をよく使います。また、市販薬やサプリメントなどのことも考えると自分一人では管理が難しいかもしれません。
複数の医療機関を利用する人がいますが、それぞれの医療機関毎におくすり手帳を作らないことです。一人一冊だけを持っていることが重要です。そうすると、どこの調剤薬局を利用したとしても、薬剤師がどんな薬を使っているのかがわかり、適切な判断をしてくれます。
複数の医療機関で似たような薬を出されることがあるかもしれませんし、飲み合わせがよくない薬を処方されることがあるかもしれません。自分では気がつかないところまで気がついてくれます。おくすり手帳を一冊にまとめておけば、どこの調剤薬局を利用したとしてもそれぞれの調剤薬局で判断できるのでこれは大事なことです。
また、飲んでいる市販薬やサプリメントがあるならそれもおくすり手帳に書いておくとこれらと処方薬との飲み合わせもチェックしてもらえます。
薬は正しく使うからこそその効果を十分に発揮することができます。いろいろな薬を使用することが多いでしょう。特に、処方薬の場合は調剤薬局で受け取る時に、薬剤師がわかりやすく丁寧に説明してくれます。
低用量ピルのように飲む日と飲まない日とがある薬だったり、変わった使い方をする点鼻薬などは丁寧に説明してもらう必要があります。すでに使用していて慣れていれば良いですが、初めて変わった使い方をする薬を使用する時にはわかりやすく説明してくれると助かります。
薬の飲み忘れは、自分が気をつけるしかないかもしれませんが、飲み忘れない工夫は助けてもらうと良いかもしれません。気軽に薬剤師に薬の飲み忘れの相談をしてみてください。そうすると、いろいろな工夫をしてくれます。
たくさんの薬を飲んでいる人は、1回に服用する分を小分けしてもらうと良いです。そうすれば、飲み忘れを防げますし飲み過ぎも防ぐことができるでしょう。また、薬を飲み忘れて余った薬がある時にそれを持って行くのも良いです。
薬を飲み忘れやすい人は、どんどん頼って見ても良いのかもしれません。
