奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

迅速で正確な薬歴管理をするために大切になること

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薬剤師は、患者さんが服用した薬剤の履歴を管理しなければいけません。患者さんに安全な薬物療法を提供するためには、不可欠な重要な業務の一つです。薬歴管理は、薬歴簿などと呼ばれるものに記載することによって行われます。正確性が求められる反面、迅速性も重要になる作業です。正確性を優先して極端に多くの時間を使うと、残業ばかりすることになります。迅速性を優先しすぎると、不正確な記録になる恐れがあります。正確性と迅速性を両立するための方法を知ることが大切です。

誰が見ても分かるように一貫性のある書き方をする

薬歴は自分に対するメモではないので、他の人が見ても理解できるように書く必要があります。そのために大切なのが継続的な一貫性です。丁寧にまとめたつもりでも、書くたびに違った書き方をしていると、他の人だけでなく書いた本人も理解するのに時間がかかってしまいます。

いつも同じ法則にしたがった書き方をしておけば、後から誰が見てもすぐに分かる記録になります。毎回同じ形式で記入を続けていると、段取りが良くなって必要最小限の時間で正確な記載をすることができるようになります。

初めて来院した患者さんは記入すべき事項が多くなる

初めて来られた患者さんは、基本的な事項を含めて記録しなければいけません。最初に書いてもらったアンケートの内容も正確に書き留めておかないと、同じことを何度も訊くことになってしまいます。更に、単に書き写すだけでは十分ではなく、自分なりの意見を書き添えておくことも大切です。

当然記載するべき事項が多くなるので、いつもと同じような感覚で対応していると、記録時に思い出さなければいけないことが多くなってしまいます。後で記録しなければいけないことだと感じたら、その都度メモを取っておくと効率アップに繋がります。

何度も来ている患者さんは継続性を意識する

初めての来院でない患者さんは、前回との継続性を意識することが大切です。何度も来ているのに、前回を無視して今回のことだけを記載するのでは正確な薬歴管理とは言えません。すべてに関して新しい情報を書き加える必要はないので、短期的な対応が必要なところを重点的に確認することが大切になります。

例えば、服薬状況や副作用などに関しては、毎回必ず確認しなければいけません。同じことを機械的に繰り返すだけだと、時間の節約にはなりますが正しい対応をしていることにはなりません。

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