奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

新人が業務に辛さを感じた時に目を向けるべきこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師になって仕事を始めると、いろんな壁にぶつかります。学生時代に描いていた理想と、現実が同じでないのは当然のことです。しかし、仕事なんて辛いのが普通と諦めて、割り切って仕事を続ける必要はありません。新人では気づけない遣り甲斐が、日々の業務にたくさん隠れています。辛いと感じる要素と向き合えば、意外とその中に魅力を見つけることができる仕事です。

単調な業務は業務内容を意識すれば遣り甲斐に変わる

辛さを感じる理由として、毎日単調な作業を繰り返すことを挙げる人がいます。調剤薬局の調剤業務などは、同じようなことを繰り返すことになります。最初の内は少しずつ仕事を覚えていく過程なので、遣り甲斐を感じることができても、ある程度覚えた後は単調な作業になってしまいます。

メリハリを感じない作業を、毎日続けることに辛さを感じるのは当然のことかもしれません。しかし、調剤業務は決して軽視できることではなく、誰でもできる作業でもありません。専門的な知識をもったプロだからこそできる業務です。

人の健康に影響を与える業務で、薬剤の専門家としての大切な仕事という意識を持てば、遣り甲斐を感じられる業務になります。

ワークライフバランスの実現には状況把握が不可欠

ワークライフバランスの調整が上手くいかずに、仕事に対してネガティブな感情を持つことがあります。残業が続いて肉体的な負荷が大きくなると、精神的な負担にも繋がります。休日出勤を求められたり、有給休暇を自由に取れなかったりした場合は、家族と過ごす時間も少なくなってしまいます。

これらの問題は、薬剤師という仕事の性質上避けられないことではありません。職場に体質に依存する部分なので、就職先を考える際に配慮すれば解決できます。仕事を始めてから気づいた場合は、転属や転勤も一つの選択肢になりますが、新人で覚えることが多いので残業が増えている場合もあります。

拙速な判断をする前に、周囲の人に相談して状況を正確に把握することが大切です。

存在意義に対する不安は役割を意識することで解消

薬剤師は本当に必要なのだろうかという壁にぶつかる人もいます。医師の処方箋に従って仕事をする立場で、医師に変わって処方することはできません。患者さんに服薬指導をする際にも、医師から説明を受けているという理由で拒否する人もいます。

服薬指導は省略することのできない重要な業務です。必要ないと拒否する患者さんには、丁寧に説明して理解を求める必要があります。このようなことを毎日繰り返していると、本当に自分は必要とされているのかと不安になるのは自然なことです。

しかし、薬の専門家として患者さんの近くで指導する立場なので、果たしている役割は決して小さくないです。そこに意識を持っていけば、不安は解消されて遣り甲斐が生まれてきます。

Menu

新着記事一覧

過去記事