奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

薬を服用するリスクを知るために

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体調を崩した時に服用する薬は、処方箋や市販薬合わせていくつもあります。症状を緩和して快方へと向かわせてくれるありがたい存在ですが、中には体へ深刻な副作用を起こしてしまうものもあります。そのため薬の成分について服用前にしっかりと説明を受け、購入する時の参考にすることが重要です。

体調がおかしいと感じた時にすぐやるべきこと

日常生活を送っていると、体のどこかに異常を感じることがあります。中にはまだ耐えられるものもありますが、激しい痛みを感じたり高熱が出たりすることもあるはずです。そのまま放っておくわけにはいきませんし、できるだけ早く病院へと向かうべきです。

ただし中には仕事や学業を優先し、病院に行けないという方も少なくありません。そんな時に役立つのが、近隣地域にいくつかあるドラッグストアです。そこには市販薬がいくつも扱われているので、自分たちの症状に合わせた品物を購入できます。

しかし市販薬の種類は非常に多く、量や値段の幅も結構大きいです。どの薬を選ぶべきか迷ってしまう方も相当多いです。そんな時に頼りにすべきなのが薬剤師の存在です。

市販薬についての説明を受ける必要性

薬には体に有効な成分が含まれていると同時に、深刻な副作用のリスクもあります。いくら症状を緩和してくれても、別の厄介な症状が起こる可能性もあります。服用時には十分な注意が必要になるので、販売されている薬剤についての説明をしっかりと受けなければなりません。

特に薬剤師からの説明が必要なのは第一類医薬品です。医薬品は第一類、第二類、第三類に分かれていますが、数字が小さいほど効果が期待できる分、副作用の危険性も高くなります。そのため第一類医薬品の購入の際は十分な説明が必要になるので、効能やリスクについてしっかりと教えてもらうことが大切です。

ドラッグストアの店舗はいくつか見つけておくこと

ドラッグストアは今や日本全国にありますし、普段通っている病院に併設されている場合も負いです。また患者それぞれの生活範囲にいくつも見つかるはずなので、自宅や学校、職場などの近くにある店舗を、あらかじめスマートフォンなどでいくつか検索して見つけてみると良いのではないでしょうか。

ただしドラッグストアにいる薬剤師は勤務時間が決まっていることが多く、夕方や夜にはすでに帰宅している場合も多いです。肝心な時にいないこともあるので、常駐が終わる時間を店舗でしっかりと確認しておく必要があります。

薬を購入する時に困ることのないよう、前もって環境を整えておくと万全です。

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