奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

健康維持のためにかかりつけの薬剤師を

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人は年齢を重ねるごとに、様々な病を患う確率が上がります。症状ごとに通う病院が違いますし、処方される薬剤も別々です。一つの場所で処方箋を受け取る場合、症状や副作用についてしっかりと説明してくれる存在が必要不可欠です。

長生きすると同時に増える病気のリスク

現代の医療技術の進歩により、人間は昔に比べてとても長生きできるようになりました。満足な食生活を日々送ることができる上に、病院や調剤薬局、ドラッグストアなどの施設が整備されてきたからなのかもしれません。また健康的な生活のために、毎日のように体を動かす人々も徐々に増えています。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を近隣で行う方もいれば、スポーツジムでインストラクターとともに、筋力トレーニングのような無酸素運動を本格的に行う方も増加しています。それだけ誰もが健康に対し、大きな関心を持っている証拠でしょう。

しかしどれだけ日常生活に気をつけていても、病は突如としてやってきて体を蝕みます。様々な体調不良を感じた時には病院を訪れて医師からの診断を受け、症状にあった処方箋を受け取ります。それを薬局に持っていき、その場にいる薬剤師から必要な薬を手にすることができます。

薬の副作用で苦しくなったとしても

もしこの時に総合病院に通っているなら複数の科の医師のもとを訪れ、一箇所で診察を受けられます。しかし患者の中にはかかりつけの病院がそれぞれあり、複数の医療施設で処方箋を受け取ることもあります。そのたびに別々の薬を受け取るよう指示されるので、患者側からするとどの薬がどの症状に効くのか、どのような副作用が出てくるのかなど混乱してしまうケースもあるでしょう。

その時に大いに助けになるのが薬剤師です。一つ一つの薬について詳細に説明してくれますし、副作用についてもしっかりと対処法を教えてくれます。熱が出たり頭痛が起きたりして体のあちこちが苦しくなったとしても、慌てる心配が無くなります。

かかりつけの施設で信頼できる相手を見つけること

そのため体が健康な内に、近隣地域にどれくらい調剤薬局やドラッグストアがあるのか調べておきましょう。もしくは家族や友人に、信頼のおける人材がいる場所の所在を訪ねておくと良いかもしれません。薬剤についての説明の仕方はもちろん、接客態度などの情報も手に入れておくことが大事です。

ただでさえ体調が悪い時に態度の悪い人とやり取りするのは、相当な体への負担がかかります。優しく接してくれる担当者を見つけておき、困った時にいつでも頼れるような環境を整えておくことが非常に大事です。

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