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調剤に使われることもあるゼリー剤

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薬剤師が調剤の業務をする時に使用する薬剤は種類が豊富にあります。錠剤や液体の薬剤は特に調剤に使用することが多いですが、錠剤でも液体でもない薬剤が調剤に使われることもあります。このような薬剤の一つがゼリー剤で、錠剤や液体の薬剤とは異なる特徴を持っています。この記事では、調剤の業務にも使われることがあるゼリー剤について詳しく解説します。

ゼリー状に作られた医療用の薬剤

ゼリー剤とはゼリー状に作られている医療用の薬剤のことです。デザートなどに食べられている一般的なゼリーと同じような食感があります。ゼリー剤にはいくつかの種類が多くありますが、その中でも患者の治療のために多く使用されているのは、口から飲み込むタイプのゼリー剤です。

ゼリー剤を薬剤師が調剤しなければいけないのは、医師がゼリー剤を処方した場合です。医師がゼリー剤を処方することがあるのは、錠剤や液状の薬剤よりも患者の治療をするために最適な場合があるからです。ゼリー剤が錠剤などの代わりに使われることがあるのは、食べ物などを上手に飲み込むことができない患者です。

通常の患者ならば錠剤を処方されても普通に口から飲み込むことができますが、食べものなどを飲み込むことが正常にできない人は、錠剤も正確に飲み込めないことがあります。このような患者が無理に錠剤を口から飲み込もうとすると、錠剤を喉に詰まらせてしまうこともあるので非常に危険です。錠剤の代わりにゼリー剤を処方することにより、患者が安全に薬を服用できます。

食べものを飲み込むために必要な筋肉

医師から処方された錠剤を安全に飲み込むことができない患者は、飲み込むために必要となる筋肉が低下していることもあります。食べ物や飲み物を正常に飲み込むためにはある程度の筋肉が必要になるため、何らかの原因によってこうした筋肉が衰えてしまうと、食べ物などを飲み込めなくなってしまいます。

このような人でも安全に薬を飲めるように開発されたのがゼリー剤です。

高齢者が服用することもあるゼリー剤

食べものを飲み込むために必要な筋肉は、加齢が原因で衰えることもあります。そのために高齢者が食べ物を飲み込みにくくなることも多いので、高齢者のためにゼリー剤が処方されることもあります。ゼリー剤を薬剤師が調剤する時には、服用方法を高齢者に詳しく教えた方が良いこともあります。

ゼリー剤の服用法を知らない高齢者もいるので、そのような場合に指導が必要になります。

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