少し前の学校教育では、これからは英語が話せなければいけない時代がくるから、そう言われ続けてきました。しかし、そう言われてみても当時はあまり実感することができなかったのではないでしょうか。でも、確かにそんな時代が来ています。英語に限らずこの社会で生きて行くためにも語学は必要不可欠なものとなってきました。
薬を扱う仕事は調剤業務が一般的です。調剤薬局で患者さんに指定された医薬品をこと細かく説明を加えて提供します。また、ドラッグストアなどで仕事をしている場合でも、薬に関しての説明は絶対に必要です。薬に関しての豊富な知識を持っているからこそできる専門職と言えるでしょう。
昔ならそれで十分でした。しかし、この現代では特にここ日本では少子高齢化の傾向がますます進み、各企業では雇用体制も大きく変わり始めています。高齢化にともなって労働者は減り、少子化によって働く人員が少なくなってしまいました。
そこで活躍し始めたのが各国の外国人たちです。各企業はこぞって外国人雇用を始めました。町の至るところで外国の人を見掛けるようになった背景には、少なからずこうした企業の事情があります。
外国人が日本の企業で働く上では仕事に支障を来すことはないのかもしれませんが、彼ら彼女らがすべて流暢に日本語が話せるというわけではありません。中にはまったく話せないという人だっています。ここで外国語の必要性が出てきます。
たとえば薬を扱う薬剤師が働く現場ではどうでしょうか。患者さんに、あるいはお客さんに対して薬を提供するとき、相手が外国人で日本語が話せなかったら、やはりここでも外国語が必要になります。これからは専門の知識だけだはなく、語学にも力を入れるべきではないでしょうか。
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今は昔と違って国内では購入することができないような医薬品でも、パソコンやスマートフォンを使って簡単に買うことができるようになりました。世界的に知られているものでも、個人輸入という方法で手にすることかできます。
ただし、個人輸入はいろいろと手間もかかるため、大概は代行業者を利用するのが一般的です。それでも国内では販売されないようなものを購入できるという点は変わりません。このように海外の医薬品を買うとき、その効能や服用方法などの説明は当然のこと外国語になります。
利用者が必ずしも外国語が解るとは限りません。しかし、その説明文はとても重要なことが書かれています。それを理解できないまま、実に多くの人はその医薬品を使用しているわけです。確かに説明文は日本語に訳されていることがありますが、その訳された文のほとんどは直訳ですから、日本人には理解することが難しいときも往々にしてあります。こんなとき語学のスキルを持った薬剤師がいれば何も問題はありません。薬剤師は薬学に関して日々勉強に勤しんでいますから、その上に語学の勉強をするというのはかなり大変でしょう。しかし、これからはそういう人材が求められています。