薬の専門家には医薬品に関するさまざまなことを相談できます。服用方法などがよくわからない時にも相談ができ、その他にも聞きたいことがあれば質問ができます。ここでは、相談をする時に持っていれば役立つものについてご紹介します。
一般の人が薬剤師に薬の相談をする時に持っていた方が良いのはお薬手帳です。お薬手帳を持っておいた方が良いのは、複数の病院で診療を受けている人です。公的な期間が調査した結果によると、40パーセント以上の人が複数の医療機関で外来の診療を受けています。
複数の医療機関で診療を受けている人の割合は高齢の人ほど高くなり、50パーセント以上の人が複数の病院で診療を受けているという調査結果もあります。このような人は必ずお薬手帳を持っておく必要があり、自分がどのような薬を飲んでいるかを知っておくことは、薬を安全に服用するためには非常に重要なことです。
初めて診療を受ける病院に行く場合にもお薬手帳を持っていった方が良く、手帳の内容を確認することにより患者が安全に服用できる医薬品を、医師が適切に処方できるようになります。
お薬手帳は旅行などに行く時にも持っていった方が最適です。旅行先で何らかの病気になってしまった場合でも、自分の服用している薬のことについて他人に教えることができます。
かかりつけの薬剤師を持っている人であっても旅行に行った時には相談できないこともあるので、薬の処方が必要になった時に役立ちます。災害が発生した場合にも、お薬手帳を持っていたほうが役に立ちます。災害時にもいつも薬のことを相談している人と相談できなくなることがあるため、服用している薬のことがわかるお薬手帳を持っていた方が、怪我の治療をする場合にも便利です。
お薬手帳を持っていれば、すでに処方されている薬との関係を考慮して、適切な薬を処方することができます。これから処方しようとする薬の中に含まれている成分がすでに服用している薬の中にも含まれている場合にも、適切な対応をすることが可能です。
薬に含まれている成分によっては互いに相互作用を発生させるものあるので、こうした相互作用を予防する目的でもお薬手帳を使用できます。お薬手帳をまだ持っていない人は、これから新しく作ることもできます。作り方がわからない場合には、かかりつけの薬剤師に詳しく相談できます。
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