薬剤師になるためには、大学の薬学部に進学するのが一般的な進路です。そこで、薬学部に進学したけど留年する人もいます。留年しても卒業することは当然可能ですが、いくつかのデメリットがあるのでこれからお話します。
薬学部を留年するデメリットには、経済的な負担が大きくなるというのがあります。大学は授業料が高めになっている所もあり、留年すると1年分多く支払う必要があります。
当然授業料だけでなくて、研修費用や生活費などもあるので想像以上に大きな金額を負担することになります。これによって今までよりもバイトをしなければいけなくなったり、親の援助を受けている場合だと親にも負担をかけてしまいます。
場合によっては、親から強く留年に対して指摘されて関係性が悪化することもあるので留年を避けたいところです。バイトの時間が長くなると、当然勉強の時間が削られて今まで以上に進級するのが難しくなります。経済的な余裕がない状態の人は、留年をしないように勉強に励む必要があります。
薬学部の留年では、経済的な負担だけでなくて友人との関係が悪化する可能性があります。学年が違うとスケジュールが合わなくなるケースもでてきて、進級した友人と交流する機会が減ります。
そうなると、少しずつ関係が悪くなってしまいまったく交流しなくなる可能性もあるので注意が必要です。つまり、留年すると新しい友達をまた作る事も大事になるので、多少負担になるケースがあります。特に仲が良い友人がいる場合だと、関係性に問題がでないように留年しないことが必要です。
また、留年の件を友達にいじられる可能性もあるので、プライドが傷つく可能性もあります。このように友人との交流でもマイナスに作用する可能性が高いので、留年しないために計画的にカリキュラムなどのスケジュールを立てます。
薬剤師のために薬学部に通う場合は留年しないことが大事ですが、仮に6年生の時に留年すると内定が取り消される可能性があるということを理解しなければいけないです。
当然薬学部を卒業しなければ国家資格を受験できないので、薬剤師として内定をもらっていても働く事ができないです。また、資格がなくても働ける会社でも、留年が大きなマイナスとなり内定が取り消される可能性も高いので内定してほっとしたからといって油断しないことが大事です。
留年しても来年卒業するまで待ってくれる会社もありますが、待ってくれない会社もあるのでその点を期待しすぎないようにします。大学に進学したら内定だけでなくて、しっかりと留年せずに卒業することを目標に掲げるようにします。