仕事のモチベーションを保ち続けるには、高い給料をもらうことも1つの要因になりますよね。そこで、平均的な年収や職場の種類によってどれぐらい違うのかなどを詳しくご紹介します。仕事選びの参考にしてみてください。
薬剤師の平均的な年収は、550万円~600万円です。ただし、仕事の種類によって年収が大きく違ってくるため、500万円以上稼いでいるのは全体の35%程度だとされています。
高給取りというイメージがありますが、他の職業と比較して特別高いというわけではありません。しかし、比較的安定している職業であるうえに、国家資格を取得しないと就けない仕事であることから、やりがいを感じることができるでしょう。
また、勤務形態も正社員や準社員、パートなど選択肢も多く、家族を持っても働き続けやすい仕事と言えます。
就職できる職場は病院やドラッグストア、一般企業など色々ありますが、最も年収が高いのが製薬会社です。製薬会社の年収の相場は750万円ほどで、MR・研究開発職であれば1000万円を超えることもあります。
次に高いのがドラッグストアで、年収の相場は550万円~700万円ほどです。ドラッグストアは慢性的な人手不足であり、給料が高く設定されているようです。エリアマネージャークラスまで昇進すれば、年収が1000万円に届くこともあります。
病院や調剤薬局は、年収の相場は500万円前後です。部長クラスになると年収の相場が700万円ほどになりますが、製薬会社やドラッグストアよりは少なくなります。ただし、製薬会社は人気が高いため狭き門です。選ぶ職場によって年収が数百万円違ってくるため、身長に選ぶ必要があります。
給料は都会の方が高いというイメージがありますが、薬剤師は少し違っています。最も平均年収が高いのは山口県の670万円で、652万円の香川県と650万円の茨城県が続きます。地方の方が年収が高いのは、都会よりも人材が不足しているためだとされています。
地方では、良い人材を確保するために高い給料を払っているのです。東京の平均年収は594万円と全国平均ほどですが、大阪は537万円で全国平均よりも低くなります。高給を目指すなら、地方で就職するのも悪くないでしょう。
ただし、地方でも東北地方の平均年収は低い傾向があります。