奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

薬局を守るための取り組みも重要

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働くスタッフも納得できる形で、信頼できる経営者に託すことができれば、薬剤師も研修制度の充実など、仕事を行っていく際の満足度も高くなります。事業譲渡は薬局も可能であり、仲介会社もあったりと、事業譲渡の必要性や後継者不足の課題を紹介します。

薬局経営の課題と後継者の悩みを窓口で相談

病院などの医療機関は、日本の場合、民間が多いため、経営のことをしっかりと考えた経営者の判断も求められます。医療機関を支援する補助金があるなど、国がある程度支援を行っていますが、医療機関の倒産もあり得るため、経営のことをきちんと考えていくことは必要です。

薬局経営も長く続けていくために大切なこととして、利益を安定して出せる事だけではなく、後継者不足の課題があります。自分の息子や娘が継ぐことが難しい状況のときに、自分の代で終わることを覚悟する方もいますが、その判断は早いので、専門スタッフの助言で考え方も変わります。

後継者不足に関することも相談窓口を利用して、話をすることによって薬局を次の世代に任せる選択肢が生まれます。

経営権を信頼できる経営者に託す

薬局経営は、薬局の事業譲渡の専門仲介会社を見つけることができ、複数の企業がある中で相談をするところを選べます。大手の企業もあれば、得意とする分野があるなど、自分が求める条件に合うサービスを選択することができます。

仲介会社に相談をすれば、事業譲渡の難しいことは専門スタッフに任せることができますし、話をする相手を紹介してくれます。初めから、希望する条件を伝えることによって、その条件に合う人を紹介してくれるため、相手が見つかったときに交渉をする準備を行えます。

仲介会社が間に入ってくれることで、契約書もしっかりと作ることができますし、求める条件になるまでじっくりと相談を行っていくことができます。信頼できるパートナーを見つけることができるように、きめ細かな対応で行動してくれる担当者を見つけることが大事です。

仕事のやりがいと新しい医療サービスの提供

地方の必要不可欠な薬局を守ることも地域の医療でとても大切なことであり、次の世代に託すことができれば、薬局は続きます。一度閉鎖してしまうと、次に新しくオープンするのが難しくなったり、働く薬剤師にとっても仕事がなくなってしまう不安があります。

新しい形で存続させていく道もあり、オンライン薬局対応の医療サービスの提供など、次の世代の経営者が新しい取り組みを行っていくこともできます

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