奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
メンタルクリニック、心療内科に通う方が増えています。学校や会社、また家庭の中での人間関係や将来の不安により心の病になる方が増えていることもあり、その治療の必要性が高まっているということです。心療内科が身近になっています。
診療内科、メンタルクリニックに通われる方が増えていますが、その治療方法は薬物療法が一般的です。カウンセリングなどの認知療法を行われる方も多いですが、認知療法を民間医療機関で行うとなると費用が高額になります。
日本では認知療法はまだ一般的ではないこともあり、健康保険適応外になることもあります。その点、薬物療法であれば全国どこの医療機関でも健康保険が適応できますので、安価に治療を進めることができます。
また、最新医療技術も高まっていることもあり、薬物により症状を改善された例が実際に増えていることも人気の理由になっています。心が病んでしまって、体調迄崩してしまっている患者の方が、メンタルクリニックで処方された薬物を利用して体調を治された例は沢山あります。
薬局やドラッグストアにいる薬剤師という職業は、メンタルクリニックの補助的職業と言っても良いでしょう。精神の病気は薬物療法が主流ですが、その治療の為に処方する精神薬は一般の方が気軽に扱えるものではありません。
心に効果を与えるものであるからこそ、人体に与える影響も高く、利用の仕方によってはかえって体調を崩すこともあります。そのため、薬剤師というアドバイザーが必要ということです心療内科やメンタルクリニックで処方箋の用紙を受け取り、薬局に行って薬剤担当者から薬剤に対する細かい説明を受けることにより、安心して一般の方は向精神薬を飲むことができるということです。
診療内科やメンタルクリニックで働いている医師の方は、勿論医療の専門家です。ただ、患者の方ひとりひとりの身体と心について完全に理解しているとは言えません。診察で細かい症状を確認しても、相手が人間である以上、つかみにくいところはあります。
そのため、症状に応じて処方してもらった薬であっても、患者自身の身体と心に適合しない例もあるのです。そのことは患者自身が自覚しなければいけません処方箋を薬剤担当者に渡して薬を貰う際に、体の具合や薬について質問をすることができます。
薬剤担当者は大学の薬学部を卒業して実習を経ている医療の専門家ですから、細かい体の具合でも尋ねることができます。薬の使い方、効き目の状態について、気になる事はなんでも質問することが正解です。
