調剤薬局以外にもドラッグストアも働く場所としてあり店頭に立つこともあるでしょう。有資格者しかできない仕事から一般の店員と同じように精算作業などもあるようです。ドラッグストアでどんな対応があるのかを確認しておきましょう。
身近なところで薬が買えるところとしてドラッグストアがあります。最近は町の薬局よりもドラッグストアの方が多くなり非常に多くの薬が販売されています。ではドラッグストアで店頭に並んでいる薬を自由に購入できるかですが、薬剤師は第一類医薬品に関して適切な対応をしなければいけません。
ドラッグストアにおいても資格者が在籍していないときは販売できない旨が書かかれていることもあり、それだけ購入したり利用するのに注意が必要な薬と言えそうです。お客さんがそれらの薬の購入を希望するときはお客さんの病状であったり現在飲んでいる薬の情報などをきちんと確認して、飲むことに問題がないようにして販売しなければいけません。
日本においてはサプリメントや健康食品は薬ではなく食品に分類されます。薬は用法や用量を守る必要があるとされますが、健康食品などは食品なので基本的には自由に食べることができます。薬剤師は薬の知識だけでなく健康食品の知識もあるので、客が希望するときには適切なアドバイスをする必要があるでしょう。
健康食品は薬に関する成分は含まれていないものの特定の栄養素が多く含まれていたりします。利用者によっては必ずしも利用するのに適切でないこともあり、そのことをしっかり伝えないといけません。また薬との相性が良くない健康食品もあるので、薬を飲んでいるお客さんに対しては食べ合わせも考慮した提案をしなければいけません。
病院などでジェネリック医薬品を利用するかどうかを聞かれることがあるかもしれません。薬においては特許があり、特許を登録した製薬会社が独占して製造しています。特許に関しては一定の期限があるため、期限が切れればその他の製薬会社もその薬を製造できるようになりそれがジェネリック医薬品になります。
薬剤師も患者に対して同じ成分でお得な薬の提案をすることがあり、その時には患者にわかりやすく話す必要があるでしょう。同じ成分や効能と言っても全く同じではないので、人によっては利用してはいけないこともあります。
またジェネリック医薬品を好まない人もいるので、その人に勧めるのも良くなく患者の立場で提案する必要があります。