薬剤師の資格をお持ちの方が自衛隊薬務官に転職したいと思われた時、早い段階で決断しなくては絶対になれないと言う事をご存知でしょうか。まずは応募資格や得られるメリット・特徴・仕事内容などをしっかりと確認して見ましょう。
まずは自衛隊幹部候補生となる為の学校に入るための試験を受けて合格する事が重要です。しかしこの募集資格には年齢制限が設けられており、20歳以上28歳未満と言う決まりがあります。試験の内容は1次試験は筆記・2次試験は小論文試験と口述試験・身体検査になっています。身体検査の内容にも注意が必要となっています。身体検査では身長・体重・聴力検査・視力検査などが有り、身長では男子は155cm以上、女子は150cm以上ない場合、一次通過をした方であっても不合格となります。つまりなる為には年齢と言う急ぐべき壁だけではなく、身長などと言う様々な厳しい規約がございますし、試験に合格する必要がございます。
働かれる場所としましては海上自衛隊・陸上自衛隊・航空自衛隊などがあり、必ずこの場所には自衛隊薬務官として働いている方がおられます。自衛隊の隊員の方の健康を保つために食品衛生や環境衛生の管理は勿論、薬の管理や調合なども行います。また災害などが発生した現場に行き現地で薬剤師として医療行為を行う事もございますし、自衛隊の一員ですので他の方と同じように訓練も行います。つまりこのお仕事に就かれるので有ればとてもやりがいは大きいと言えます。しかしながらその分肉体的にも訓練によって鍛える事が出来ますが、精神的にもかなりハードと言えます。転職を考えられるのであればご自身に向いているか再度見直しはかなり重要です。
自衛隊薬務官として働いている方は国家公務員になります。その為住居手当・扶養手当・地域手当・航空手当や乗組手当、航海手当など、様々な手当ての支給を受ける事が出来ます。また国家公務員なので年収は高めとなっておりボーナスも年に2回必ず支給されますし、年金や退職金もお仕事をやめられてからしっかりと支給されます。休日は週休二日制が導入されておりますし、祝日・年末年始・夏季特別休暇のほかにも年次休暇も与えられています。これらを考えますと福利厚生はやはりかなり充実していると言えます。薬剤師の資格をお持ちの方の転職先ではやはり一番の福利厚生の充実した職場で有り、高収入であると言うのがメリットになります。