奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
国家資格があれば調剤などの仕事ができますがそれ以外にも認定資格を取得することができます。認定資格はそれぞれの分野で高い知識があると認定してくれるものでよりレベルの高い仕事が可能になります。どんな認定資格があるか知っておきましょう。
生活習慣病の一つとして糖尿病があります。血液中の血糖値の値などで診断され、診断されたときは特に症状を感じないかもしれません。しかしそのまま放置していると合併症の症状が次々現れて生活を制限していきます。診断されたら医師の指示のもと治療をしていく必要があるでしょう。
糖尿病の治療の基本は生活習慣の見直しと投薬で、薬剤師においては糖尿病に関する知識を認定した資格があればいろいろな提案ができます。投薬時の処方は医師が行い本来ならその処方箋から処方するしかありません。
認定資格があれば患者の症状に応じた薬の提案や薬の増減などを提案できたりします。糖尿病患者は多くなる一方なので幅広く仕事をしたい人に向いているでしょう。
がんを治療するときには外科治療、薬物治療、そして放射線治療が取られます。患部が小さいときは外科治療で取り除く方法が取られ、患部が大きかったり全身に広く散らばっているときや薬物治療などが取られます。がんに対する薬はたくさんありがんの部位によって効果のある薬が異なるとされています。
薬剤師としてがん治療に積極的に関わりたいと考えるならがんに関する認定資格を取得するとよいでしょう。がん治療で薬が必要になるのはがんを小さくする目的、がんの再発を抑える目的、がんの痛みを抑える目的などがあります。
薬はがんを治してくれるときもあれば逆に苦しみや痛みになるときもあり、正しい薬の知識で適切な対応ができるようになるでしょう。
スポーツの大会で優勝などの成績を収めると高く評価されます。その評価を得るために通常のトレーニングと異なる方法で体を変えようとする人がいてそれが問題になるときがあります。薬を使って筋肉をつけやすくしたり、試合時により興奮した状態にできそれらの薬が体に障害を起こさせたりします。
世界においてはドーピングによって禁止されている薬があり、それらを使っていることがわかると成績ははく奪され競技に出場できなくなる時もあります。薬剤師がスポーツに関わりたいと考えるならドーピングに関する認定資格を取ると良いでしょう。
選手に対してドーピングの危険性を伝え、日常生活で知らないうちにドーピングしないような指導ができるようになります。
