奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

社会人から目指すならきちんとルートを考えよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

すでに働いている社会人の方でも、薬剤師を目指すことはできるので、なりたいと考えているのならチャレンジしてみましょう。ただし、しっかりと考えたうえで行動を起こさなければ、後悔をしてしまうかもしれません。そのため、自身の状況を把握し、将来のことをきちんと考えてから行動を起こすようにしましょう。こちらでは、社会人が資格を取得するための方法を紹介するので、夢を叶えたいなら参考にしてください。

資格を取得するには大学に通うのが必須となっている

薬剤師になるためには特別な指導を受けなければいけないと分かっていても、それがどのようなものか理解していない方もいるはずです。そのため、『専門学校に通えば資格を取得できるだろう』や『国家試験に合格さえすればよい』と考えている状況もあるかもしれません。

しかし、専門学校では特別な指導を受けられませんし、国家試験は誰でも受けられるという性質のものではありません。特別な指導は大学でしか受けられず、そこを卒業して初めて国家試験を受けることができるのです。

このように決して楽な道は用意されていないので、社会人から目指すのなら、厳しいルートになることを理解しておきましょう。

薬学部がある大学を選んで受験をしよう

薬剤師になるための特別な指導を大学で受けたいのなら、薬学部でしかそれを叶えてもらえません。ほかの学部を利用しつつ、ついでに取れるような資格ではないので気をつけましょう。

なお、薬学部はとても人気があるので、合格するのはとても難易度が高い状況です。とくに授業料が安い国立の大学はかなりの高倍率なので、狙っているのならきちんと勉強をしましょう。余程頭に自信があるのでなければ、薬学部を得意とする予備校に通って勉強することをおすすめします。

社会人でも通えるような工夫をしてくれている予備校もあるので、働きながら勉強したいなら探してみましょう。

薬学部に入学できたのなら仕事を辞める必要がある

社会人から薬学部を目指す方に知って欲しいのは、入学できたのならほぼ間違いなく仕事を辞めなければいけないということです。薬のスペシャリストを養成するための大学なので、とんでもない量の勉強をしなければいけません。

それを働きながらこなすのはとても難しいので、辞職することになる可能性はかなり高いでしょう。そもそも、昼間にぎっちりと授業がつまっているため、昼職の会社で働いているのなら辞めなければ通えません。

Menu

新着記事一覧

過去記事