奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

薬剤師の仕事内容はどのようなものか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師になる場合には、様々な就職先があります。業務内容は同じようで微妙に違ったりするため、就職する際や転職する際には、どのような仕事内容の所で働くかをよく確認しておいた方が良いかもしれません。今回は、具体的な仕事内容や、メリットなどを見ていきましょう。

調剤薬局の仕事内容はどのようなものか

就職先には様々なところがありますが、調剤薬局に就職する人も少なくありません。調剤薬局は、小さなクリニックの近くにある薬局などで、概ね直営店としてオープンしているところがほとんどです。

調剤薬局1つで独立して行っているところはそれほど多くないでしょう。このようなところに就職する場合には、仕事内容は概ね調剤が中心になります。お客さんとのコミュニケーションもありますが、老人等とはしっかりとコミュニケーションを取った方が良いです。

ただ、あまりコミュニケーションを取りすぎても次から次に人が来る可能性があるため、ほどほどにしておいた方が良いでしょう。接客が好きな人にとっても魅力的な仕事の1つになります。ただこの仕事は、毎日同じような業務になるため、飽きてしまう可能性があります。

患者さんが持ってくる処方箋に応じて薬を提供するだけで、それほど面白みがある仕事とは感じないこともあるでしょう。反復しても飽きない人ならば特に問題ありませんが、飽きてしまう場合には他の場所に就職するのが良いかもしれません。

ドラッグストアに勤務することもある

薬のプロフェッショナルとして、ドラッグストアに勤務することも可能です。ドラッグストアには通常どの時間も1人のプロフェッショナルがいます。ドラッグストアでの仕事は、調剤薬局と異なり商品の陳列まであります。

しかし、商品の陳列が主な仕事なわけではなく、仕事のごく1部に過ぎないでしょう。お客さんから質問を受けた場合に的確に答えられるだけの知識を持っておくことが必要です。つまり最初の段階では、ある程度戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてくれば接客業が楽しくなってくる可能性があります。

基本的に1つの店舗に1人から2人しか資格を持っている人がいないため、むやみに有給が取れないなどの問題もあるでしょう。

どのようなメリットが考えられるのか

薬剤師のメリットの1つは、やはり社会貢献にあるといえます。世の中には、薬がないと困る人も少なくないでしょう。特に高齢者にとっては、薬は生命線と言っても良い位重要なものです。これらを提供することにより、自分が世の中の役に立っていることを自覚することができます。

もう一つのメリットは、収入が安定していることです。2020年からコロナウイルスが流行して打撃を受けた会社もありますが、薬局は安定しています。そのため、いざと言う時でも仕事がなくなる心配もありません。

また、収入もそれなりに安定しているため、刺激は無いものの家族を養う場合には良い仕事の1つといえます。

Menu

新着記事一覧

過去記事