医療系の資格の中で、さまざまな施設で働けるようになっているのが薬剤師です。薬に関するスペシャリストである、こちらの資格は安定感が抜群なので、将来の心配をしたくない方にはピッタリでしょう。医療施設はもちろん、ドラッグストアでも働けるため、自身のニーズに合わせて職場を選べるのも大きなメリットです。しかし、取得するためには厳しい条件のクリアが必要なので、目指しているのならそれなりの努力を行わなければいけません。大学に通って定められた単位を取得しなければ決して得られない資格なため、将来の安定を望むのなら頑張りましょう。
東京に住んでいる方は周りに専門学校がたくさんあるので、その中には薬剤師になるための教育を行ってくれるところもあると考えるかもしれません。しかし、東京どころか全国のどこを探しても、なるための教育を行ってくれるところはありません。
なるためには専門学校ではなく、教育課程が用意されている大学に通って卒業をする必要があるのです。日本では大学に通うという道しか用意されていないので、目指す道は一つだといえるでしょう。もちろん、薬学部がある大学は難易度が高いため、入学するのも卒業するのも努力が必要だといえるのです。
大学といえば、4年間通うというイメージが強いため、薬学部も4年間通えば卒業できると考えるかもしれません。しかし、薬学部の場合は覚えなければいけないことがとても多いため、普通の大学よりも長く通う必要があります。
その期間はプラス2年間なので、合計で卒業するまで6年間かかることになります。長いと感じるかもしれませんが、全国のどこの薬学部に入学しても同じなため、早めることはできないと考えたほうがよいです。
大学のレベルはいろいろとあるように、薬学部のレベルもさまざまあります。そのため、薬剤師を目指すのなら、まずは自分の学力で入学できるところを探したほうがよいでしょう。薬学部といっても特別なことはなく、受験情報誌に難易度がしっかりと載っています。
自身の偏差値を把握し、受験情報誌の内容をじっくりと確認して、合格できそうなところを見つけるようにしましょう。地元の大学への入学が難しくても、引っ越しも視野に入れれば合格できるところが見つかるかもしれません。