奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
薬剤師を目指している学生にとっては、アルバイト先はどんなところにしたらいいのか迷うでしょう。勤務できるところはあるのか、学業に差しさわりのないところで勤務できるのかなどを確認し募集情報を検索して応募することが、最良の選択肢といえます。
将来勤務することを考えて働く先を選ぶことはとても良いことです。将来自分が資格を取って働くときにどんな形で勤務するのか、実際に現場を見て働いている人の意見を確認して参考にできます。
直接現場で見てポイントを確認し、将来に役立てられる職場としては、ドラッグストアや薬局の事務などです。ドラッグストアは資格を持っていない人でも募集をかけているため働くことはできます。ただし、資格を持っている人は仕事の内容が異なるため、有資格者に確認をとって働き方や大変だと思う部分などについて確認しておくといいでしょう。
調剤薬局の事務も将来の書類整理に役立つ部分では魅力的といえます。時給よりも自分で書類を整理することができるように努力することが、仕事を成立させるために必要といわれているため、参考にしてください。
現代はクレーム社会といっても過言ではありません。どんな職場であってもクレーム対策は必須スキルといってもいでしょう。クレームに上手に対応できる能力がある人ほど、就職や転職をしてもうまく世の中を渡っていけます。
また、クレームにとらわれることなく切り替えられるスキルがある人も同様です。切り替え能力、クレーム対応能力が高い職場といえば、接客業が挙げられるでしょう。特に居酒屋やファミリーレストランなどは様々なお客さんがやってきます。
クレームが毎日ある可能性は少なくありません。上手に処理できるよう先輩たちの意見を確認し、対応能力を磨くことが資格を取ったときに役立つでしょう。
初対面の人ともコミュニケーションをとらなければならないのが薬剤師の仕事です。中には口下手でトークをすることが苦手という患者に寄り添って話を聞かなければならないようなことも珍しくありません。
コミュニケーション能力を高められる職場としては、コールセンターや人材派遣会社です。人材派遣会社では1日限りで働くことが多くなります。また、コールセンターではこちらが電話で受け答えするだけのように思われがちですが、直接顔を見なくても話を引き出さなければならないため、スキルが必要です。
仕事でのスキルを活かして働けるようにすることが重要となるため、自分にかけている能力を確認し、かけているところを補うための職場についたほうがいいでしょう。
