奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
薬剤業務の中でも、色んな感情がありますが、仕事としてツラいだけでなく、楽しさも必要です。その楽しさはどんなもので、誰と一緒に得られるものなのでしょうか。調剤という働き方は同じでも異なる楽しさがあるようです。
薬剤師として仕事をする上で、やりがいや働き甲斐などを見出すことで天職だと実感することができます。しかし、薬剤業務は病院内だけではなく調剤薬局であったり、介護施設などでも行われていますし、年齢的にまだまだ駆け出しであれば、やりがいなどもまだ得られていないはずです。
それでもこの職業・職種を選んだのであれば、楽しみながら、というのも重要ではないでしょうか。活躍する場所も全国各地、世界にまで広がっていますから色んな感情で調剤に携われるはずです。
例えば、病院や病院近辺には調剤薬局があります。ここでは、患者さんとのコミュニケーションが図れることや、医療事業者同士とのコミュニケーションが図れることにもあります。『おかげさまでよくなってきました』という言葉を直接聞ける機会というのも魅力でしょうし、高齢化により、患者さんの年齢も引き上がり、自身よりもご年配の方々ばかりです。
地域の色んな情報を耳にできる、そうした点も魅力のようです。結婚適齢期である若手ならば、異性を紹介してくれる世話役になってくれるなど、高齢の皆さんはお節介がお好きなようで、顔も広いのです。
お孫さんの話など、フレンドリーに接してくれるのは、良好な人間関係に繋がります。ちょっとした不調も見逃さなくなる、そうした人間観察という意味での楽しさがあるようです。実際に、薬剤業務の休憩時間には患者さんから仕入れた情報について話が盛り上がるようです。
薬剤師としての仕事は、第一に薬を調合すること、次に服用について患者さんに指導や説明をすることにあります。しかし、楽しみには新たな薬が開発できる、こうした製薬会社に勤めることができる点でもあるようです。どんな効果・効能があるのか、最近ではジェネリック医薬品のみならず、漢方外来を設ける医療機関も増えており、薬の種類も自然派に向かっています。
自然治癒力、最近では副作用の問題からも生薬に関心が高まっているようです。そこでの楽しみの一つは、本場に研修に行く機会がもらえる点でもあるようで、よりいっそう知識を増やせる、そうした内容も魅力に繋がっています。
海外で知識を増やす、漢方では食からも様々な内容を学ぶことにもなり、美味しく健康的、こうした美食も魅力のようです。
