奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

免許を取得すればいろいろなメリットが得られる

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薬剤師になるためには、医師のように6年間も薬学部で学ぶ必要があるのですが、医師よりも収入が少なく、薬剤師にどんな利点があるのかと感じる人もいるでしょう。そこで、この資格取得での利点について紹介します。

就職先が多くあるので働き場で困ることが少ない

薬剤師の資格を取得することの大きなメリットが、働く場所が多いという点です。医師では、ほとんどが病院や診療所となり、一部は企業で産業医として働くことになります。しかし、薬剤を扱うプロとしての免許を取得することで、病院だけでなく、製薬会社、医薬品開発業務受託機関、ドラッグストア、企業や大学の研究職など、働き先が多くあります。

専門的な免許を取得しても、不景気によって働き口がないということもよくありますが、薬剤のプロとしての免許を取得することで、仕事が全くないという状況はほぼないでしょう。不景気な時代であっても、この免許を持っているだけで、仕事がなくて困るという事態を回避することが可能です。

他の業種よりも早くから高収入を得ることが可能

医師と比べると、収入はどうしても少ないですが、他の業種と比べると早い段階で高収入を得ることができます。2017〜2018年の20代の平均収入は346万円、40代の平均は528万円という調査結果があります。

これはあくまでも平均ですが、この平均を大きく上回る収入が期待できるのが薬剤のプロです。この免許を取得することで、24歳でも500万円以上の収入を得ている人は多くいます。これは他業種と比べてもとても高く、40代の平均と変わらない収入でもあります。

医師と比べればどうしても低いですが、他業種と比べれば、この免許を取得したことで大きな利を得ることができます。

身につけた知識を生涯活かすことも

この免許を取得するためには、薬や疾患についての知識をしっかりと身につける必要があります。処方箋を確認して薬を調合するだけでなく、患者さんに服薬指導をしたり、薬剤に対してカウンセリングをしたりすることもあります。

多くの人が病気や薬に対して知識がないため、薬局やドラッグストアなどに相談に行く人もいます。病院に行くほどでもない時に、この免許を持った人が身近にいることで、気軽に薬や病気に対して相談することが可能になります。

もちろん、この知識によって自身の健康管理もすることが可能です。免許を取得することで、地域の人、自分の大切な人、自分自身のためと、多くの人の健康のために知識を活かすことができます。

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