奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

希望の職場に採用してもらうためには対策が必要です

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

転職を希望する薬剤師が条件に合う求人を見つけたら、採用者が決まらないうちに早めに応募しましょう。そして、時間をかけて面接の対策をしておくことが大切です。当日、採用担当者に聞かれる項目は予想できますので、事前に準備をしておけば慌てることなく答えられます。対策を十分に行っていれば落ち着いて受け答えができるだけではなく、自分をしっかりアピールできるメリットもあります。

志望動機をまとめておきましょう

薬剤師が希望に合った職場に採用されるためには、あらかじめ十分な対策をしておくことが重要です。特にたくさんの人が応募する人気の求人に応募する場合は、面接対策は欠かせません。事前によく聞かれる項目を書き出して、一つひとつに答えを用意しておきましょう。

まず、必ず聞かれる項目の一つが志望動機です。志望動機を尋ねられたら、なぜ他ではなく応募先を志望したのかをわかりやすく答える必要があります。でも、事前に準備しておかなければ答えが曖昧になってしまい、上手く伝えられなくなってしまいます。

志望動機を答えるときのコツは、事前にホームページや雑誌などで、応募先の情報をリサーチしておくことです。応募先の他にはない特徴を頭に入れた上で、共感した点を述べる他、応募先でどのような活躍をしたいのかを簡潔に伝えるとよいでしょう。

退職理由を答えるときは注意点があります

前の職場を退職した理由も、必ずといっていいほど質問される項目の一つです。退職理由を答えるときに注意したいのは、ネガティブな内容にならないように前向きな言葉で述べることです。

その理由は、採用担当者は長く勤務してくれる人材を求めているケースが多いからです。そのため、退職理由を伝えるときは、キャリアアップを目指していることや、薬剤師としてこれまで以上に活躍したいことなどを述べると好印象を与えやすいと言われています。

また、これまでどのような仕事をしてきたのかも、必ず質問される項目です。あらかじめ自分がやってきた仕事をメモなどにまとめておけば、質問されたときに順を追って簡潔に伝えられるので安心です。

長所や短所もまとめておきましょう

さらに、事前に準備しておくと役立つのが、自分の長所と短所、そして自己PRの内容です。自分の長所は強みを伝えるだけなので特に問題はありませんが、短所を伝えるときは多少注意が必要になります。

短所を伝えるときは、単に自分の欠点を伝えるだけではなく、それを改善するためにいつもどのような努力をしているのかも伝えるようにしましょう。改善したいと努力する姿勢は採用担当者に前向きな印象を与えることができますし、成長していける人だという印象を与えることができます。

また、自己PRを行うときは、あれこれアピールするのではなく、特に伝えたい一点だけをわかりやすく伝えるとよいでしょう。

Menu

新着記事一覧

過去記事