奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

平均に届かないとわかったら一念発起しよう

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年収における平均というのは、年齢や役職、さらにはそれぞれの人が持つ能力に対する評価などが一つにまとめられ、全体の数からはじき出された金額です。そのため、自分が置かれているレベルに当てはめて一喜一憂するものではないと考えられます。

それでも気になるのが人情というもの

人間というのはどうしても、何かを基準にして自分はどうなのだろうかと考えてしまうところがあります。仕事をしている人ならば、例えば同期の給料は自分よりも多いのか少ないのか、あるいは昇給や評価の度合いはどうなのだろうかなどと考えてしまい、気になって眠れないといったことも起こってくるかもしれません。国家資格を持つ人も例外ではなく、平均年収がはじき出されていると、自分がどこに位置するかが非常に気になってきます。その結果、平均よりも上を行っていれば満足し、安心して仕事に打ち込めますが、問題は平均に届いていないとわかった場合で、悶々と悩むということになってしまいます。

悩んでばかりはいられないから行動を

資格を取ったことに誇りを持ち、今の職場にも特に不満はなく、人間関係も良好だとしても、例えば30代前半の薬剤師の平均年収にかなり及ばないということがわかってしまったら、これまでよく見えていたことが一気に色あせてしまい、とにかく収入が少ないことが気になって仕方がなくなってしまうのが人間の心理です。悩みながら仕事をしていたら、当然仕事への意欲も失せますし、失敗が多くなるなど、ますます負のスパイラルにはまり込んでしまいます。こうなったら平均まで到達すべく、いっそのこと転職をしてしまうことが、心の平安を保つための具体的な行動作戦となるでしょう。需要は多く、引く手あまたですので、新しい仕事先探しには困りません。

次なる職場探しは冷静に行うことが大事

平均に届くために転職をするとしても、次なる職場の環境がどうなのかはしっかりと調べる必要があります。年収をアップさせることにこだわるあまり、非常に忙しいところに替わってしまったり、休日出勤や残業が当たり前といったところで仕事をすることになってしまっては、元も子もないからです。薬剤師としての仕事をしっかりやりつつ、休日もきちんととれた結果、年収アップが望ましいことだからです。体を壊すまで働いて平均年収の上をいく結果になることが最初からわかっていれば、前の職場にいた方が良かったと思うでしょう。そのような結果にならないために、スキルアップが年収アップにつながる職場探しをすることも大事です。

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