奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

平均的には非正規でも生きていける

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薬剤師として働く場合、正社員として働くだけが勤務形態ではありません。子供が小さいから、家族の介護があるからと、あえて非正規で働いている人はたくさんいます。パートで働く場合、どれくらい給料がもらえるのか確認し、働くという人も少なくありません。

地域によって異なるがある程度の相場

地域によっては慢性人手不足となっているのが薬剤関係の仕事となるため、非常に高額となるところもあります。しかし、都内の場合、新人として働く場合には時給2千円程度が相場です。1日8時間程度勤務し、土日子供の世話を家族に任せて週2回働いただけでも月8日働くことができるようになります。

日給1万6千円を8日続けることによって、結果として毎月13万円弱の給料がもらえるため、パートとはいえども決して安くない月給といえるでしょう。もちろん子供が小学校に行っている間だけ勤務するとして、月に20日以上勤務することも可能です。

その場合、月給30万円以上稼ぐことができるようになります。なお、経験豊富な人の場合は、時給2千3百円や2千5百円というところが多く、結果として更に高額の月給となるため、生活面で安定できるでしょう。

非正規であっても食べていくことはできるか

勤務先や勤務状況によって多少異なりますが、一般的には毎月一定の勤務日数があるのなら、非正規の仕事であっても食べていくことは可能です。ただし、非正規で働く場合には補償などの問題が発生するため、あらかじめ雇用前に社会保険の加入などを踏まえて相談しておくことが望ましいでしょう。

また、勤務形態をあくまでパートにこだわるのではなく、正社員登用がある企業に勤務し、正社員になるための努力をすることが必要といわれています。スキルを高め、毎日努力し続けることによって正社員として働くことが可能となり、さらに生活面で余裕が出てくるでしょう。

ライフスタイルや夫の不要の範囲内で働きたいといったことがない限り、薬剤関係の仕事であれば非正規であっても簡単に食べていくことができます。

勤務する場所によって働く内容が違う

薬局の場合、学んできたことを生かした仕事ができるようになりますが、どの薬局かによって多少異なります。ドラッグストアの場合、薬剤の専門家として働くことができますが、調剤薬局が併設していない店舗の場合には通常の薬局と勤務内容が異なるため、スキルを持っていても仕事の違いを実感するでしょう。

一般的には街の薬局などで募集していることが多く、ドラッグストアで調剤薬局を併設しているところも多いといわれています。病院などの薬局の場合には募集がそれほど多くないこともあるため、病院ごとに確認することが必要です。

いずれにせよ、非正規で働く場合接客が必要となること、多くの人に学んだことを生かして短時間で理解してもらうための努力をする仕事といえます。

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