奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary
配偶者の扶養の範囲内で薬剤師のアルバイトをしたい場合には、フルタイムよりも毎月の出勤日数を少なくしたり、一日あたりの勤務時間を短くしたりすることがポイントです。また、採用前に人事や事務の担当者と話し合って、所得税や住民税などの扶養控除の対象となるケースについても予めきちんと把握しておく必要があります。
配偶者のいる薬剤師がアルバイトを始めるにあたっては、扶養控除の対象となる場合について把握するために最寄りの税務署を訪れたり、就職後に勤務先の担当者に相談したりすることがおすすめです。また、配偶者の扶養の範囲内で働き続けたい場合には、出勤日や勤務時間をなるべく調整しやすい職場を探すことがポイントです。
最近では、多種多様な働き方を用意している調剤薬局やドラッグストアなどが全国的に増えているため、早めに各地の職場の求人票をチェックして、ニーズに合う職場を選ぶと良いでしょう。
また、週に1日から3日ほどの短時間勤務ができる職場については、幅広い年齢層の有資格者の間で人気が出やすいため、早めに気になる求人に応募をすることが大切です。
薬剤師のアルバイトの求人を効率よく探したい場合には、希望の勤務地の周辺の医療機関や製薬会社などの求人を網羅しているサイトを上手く活用することがおすすめです。特に、配偶者や子供がいるスタッフへの配慮が行き届いている職場を選ぶことで、安心して仕事と家事の両立を目指すことが可能となります。
また、求人掲載数が多いサイトの中には、扶養控除の対象となる求人を優先的に検索できるシステムを導入しているところが多くあります。そのため、短時間の勤務の経験が少ない人であっても、スピーディーに自分に合う求人を見つけることができます。
女性の医療従事者の人数が多い病院や薬局などでは、フルタイムだけでなく週に数回程度の非常勤として働いている人も目立ちます。そのため、子育てや家事をしながら資格を活かして働きたい人であれば、採用時に柔軟に雇用形態を選べる職場に目を向けることがおすすめです。
また、一箇所の職場でキャリアを積むにあたっては、毎月の勤務シフト表の作成の際に希望を最大限に聞き入れてくれる職場を探と良いでしょう。
