奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

求人数も増える良いタイミングを狙って

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長い時間をかけて薬学を学び国家資格を取得したのですから、職場を変える際にも最もメリットの多いタイミングを逃さないことです。年間を通して求人は出ていますが、特に多くなる季節もありますし、ボーナスがもらえる時などの動きも慎重になります。

年明けから春先は最も求人数が増加傾向に

薬剤師の転職で狙いたいシーズンとしては、求人数も増加傾向にある1月から3月です。慌ただしい年末を通過して年始のお正月を穏やかに過ごし、それが終わったら仕事探しに本腰を入れます。

年間の中でもまだまだ寒さ厳しいこの時期には、最も企業側も職探しをする人の動き自体も活発になるためです。12月にはどの企業でも冬のボーナスが支給をされるので、まとまった金額の賞与をもらい辞めて新しい職場探しをする人が多くなります。

企業や病院側もそれを知っているので、高待遇や高収入の求人を出して、優秀な人材獲得のために余念がありません。

長期間のブランクは空けないことも意識を

専門知識を得て獲得をした薬剤師資格を活かした転職ですが、時期的にもできるだけブランクは空けないことです。女性の場合であれば仕事から離れた理由が、出産や育児など明確に伝わりやすい事がメインですが、誰もが子供関連で職を離れるとは限りません。

なぜブランクは出来るだけ長く空けないほうが良いかですが、雇用する側としても心身ともに健康な人材を求めているためです。理由を自ら申告しなかったとしても、国家資格を得ているのに仕事を離れるということは、心や体に疾患があるかもしれないと、疑われることもあるためであり、焦ることはないですがブランクの空けすぎは不利になります。

現在の職場のことも考えての行動も大事に

無資格者であればすぐに雇用はできますが、薬剤師の転職の場合は引継ぎなどもあるので、現在の職場のことも考慮して時期は考えることです。これまで働いてきた職場に迷惑をかけない心配りも必要であり、思いの他この業界は狭いですから、円満退社を目指しておく方が後あと不利にはなりません。

辞職を会社に切り出すタイミング的には、次の職場へ移りたい3ヵ月前には伝えておくことです。退職届を会社に出してから最短では、ほんの2週間以内での退職が、日本の労働基準法では認められてはいるものの、現実的に考えて2週間で次の人材を探し引継ぎをするのは簡単ではありません。

これまで自分が行ってきた業務を全て引き継ぎをして、最後まで責任をもって退職をするためにも、3ヵ月ほどの余裕があった方がスムーズです。

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