奈央がわかりやすく解説する薬剤師の転職指南所diary

専門資格取得後も自己研鑽に励むことが大切

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薬剤師がその専門性を活かすためには、自らが持つ知識を経験を維持すること及び新たな知識を獲得するための自己研鑽が大切です。スキルアップ研修を活用して日々学習を継続したり、新たな資格取得を目指しても良いでしょう。

国家資格を有効に活用してスペシャリストへ

国家資格である薬剤師になるためには、専門の大学に進学し6年間の所定単位を取得した上で国家試験に合格することが要件となっています。この資格は専門性の高く就職に有利であり、特に調剤薬局やドラッグストアからの求人に優先的に応募できるメリットがあります。

また関連職種では製薬会社へも応募しやすいでしょう。しかも、結婚、出産でブランクが生じた女性にとって再就職しやすいとも言え、就職活動に有利に活用できる資格であると言えます。

しかしながら薬関係の業界も環境改善や新薬開発などで、従来学習した知識や経験だけでは太刀打ちできず、常に新しい情報やスキルを獲得していく姿勢が必要なのは留意すべきポイントです。

自己研鑽を怠らずに生涯学習をする

専門職として身につけた知識やスキルを維持すること、及び新しい情報やノウハウを学習していくことが専門職としての使命であると言っても過言ではありません。従来獲得した知識やスキルに磨きをかけるためには、専門書籍をチェックしたり専門のeラーニングなどの活用が推奨されます。

必須とされる基礎知識を忘れずに活用できる状態を維持するためには、日々の自己研鑽は欠かせないものだからです。例えば、調剤に関す知識や点数計算など法令に関連する知識など様々なものがあります。

そこで、パソコンやスマホなどの情報端末とインターネットを活用して、必要な知識を確認できるシステムを活用すると効率的です。これがeラーニングです。これならいつでもどこでも、都合の良い時間に学習できるので便利です。

さらなるスキルアップを目指すなら

新しい知識を身に着けたい、さらなるキャリアアップを目指す方のために認定薬剤師制度があります。集合研修や指定の実務研修を受けることで専門の機関から認定される制度です。

これにより客観的に専門知識があることが証明されますので、体外的な信頼性が高まります。医療現場への参画など、いままでのキャリアでは経験できないような経験もできるようになるでしょう。なお、第三者から信頼を集めることができる理由は、この制度が三年ごとの更新を必須としており、スキルと知識を確実に保有しており現役であることが証明されているからです。

長期に渡ってスペシャリストとして活躍するなら、この認定制度を活用して自己研鑽に励みましょう。

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